canの過去形couldの用法は4つだけ!

この記事では助動詞canの過去形であるcouldを解説していきます。
canは「助動詞」の単元で中2で習う内容です。canはマスターしている人も多いと思いますが、couldとなると完璧にマスター出来ている人は少ないのではないでしょうか。
この記事を読み込んで、couldの理解を深めましょう!

まずはcanの復習から!

couldの解説に入る前にcanをしっかりと理解しておきましょう。
canは日本語でもよく聞きますが、いくつかおさえておきたい用法があります。
一つ一つ見ていきましょう!

canの用法① 可能「〜できる」

最もよく見るのはこの用法でしょう。
canは「出来る」というように可能を表します。
Yes, we can.というオバマ元大統領のキャッチフレーズも有名です。

He can play the piano very well.
「彼はピアノをとても上手に弾くことができる。」
I can’t speak Chinese.
「私は中国語を話すことは出来ない。」

can’tと否定にすることで、「出来ない」と不可能を表します。

ちなみに、可能の意味のcanはbe able toで表すことが可能です。
上の例文をbe able toを用いて表すと、

He is able to play the piano very well.
「彼はピアノをとても上手に弾くことができる。」
となります。

canの用法② 許可「〜してよい」

可能に加えて、canには許可の用法もあります。
「〜してよい」という訳になります。

Now, you can open your eyes.
「それでは目を開けていいですよ。」
You can’t get into the room.
「どの部屋に入ってはいけません。」

否定文にすることで、禁止を表します。

Can I open this present?
「このプレゼント開けていい?」

疑問文にすると、「〜してもいいですか」と許可を求める用法になります。

canの用法③ 依頼「〜してくれますか?」 (Can you…?)

Can you…?の形で依頼を表すことができます。
「〜してくれませんか?」と訳します。

Can you pass me the letter?
「その手紙を取ってくれますか?」

Can you…?はもちろん、可能の用法で「〜することは可能ですか」を表すことも可能です。
それは文脈によって判断しましょう。

canの用法④ 否定的な推量「〜のはずがない」

canは否定文で「〜のはずがない」の意味になります。
can’tは直訳すると「〜することは不可能だ」ですが、それが「〜のはずがない」と意味が変化したと考えられますね。
can’t beのように、後にbeが続く場合が多いです。

That can’t be true.
「それは本当のはずがない。」
That man was speaking English perfectly. He can’t be Japanese.
「その男性は英語を完璧に話していた。彼が日本人のはずがない。」
canの用法って4つもあるんですね・・・
覚えないと・・・

生徒

先生

たしかにcanには、ざっくり分けても4つの用法があるね。ただ、基本イメージは全て「出来る」なんだ。それを意識すれば、あとは文脈で訳し分ければいいんだよ。
なるほど、たしかに全部「出来る」で表すことも出来ますね!

生徒

先生

そうそう!
じゃあ、本題のcouldの解説に入っていこう!

couldの使い方

基本的にはcouldはcanの過去形です。
しかし、単純なcanの過去の意味の他にも、いくつか抑えておいてほしい用法があります。
それを見ていきましょう!

couldの用法① 過去の可能「〜できた」

canに可能の用法があったように、couldには過去の可能の用法があります。
「〜できた」という意味になります。

She could swim over 30 meters when she was a child.
「彼女は子供の頃、30メートル以上泳ぐことが出来た。」

canのところで「可能を表すcanはbe able toで表すことが出来る」と学びました。
もちろん、couldもbe able toで表すことが可能ですがちょっと注意が必要です。

couldとwas/were able toの違い

couldは能力としての可能を表すのに対して、be able toは一時的に出来たことを表します。

I could play the piano because I practice a lot.
「たくさん練習したから僕はピアノが弾けたんだ。」

練習した結果できたということは、能力が備わっていたということなので、couldが使われています。

I was able to play the piano, because nobody was using it.
「誰も使っていなかったから、私はそのピアノが弾けたんだ。」

これはピアノを弾く能力があったわけではなく、そういう機会があったということなので、couldでなくbe able toが使われています。

couldの用法② 可能性「〜でありうる」

couldは可能性を表すことも可能です。
この場合、couldは過去ではなく現在を表します。

Your idea could be possible.
「君の考えは可能かもね。」

直訳すると「可能でありうる」ですが、そのような日本語の使い方はしないので、「可能かもしれない」と訳しましょう。

What she said on the phone could be true.
「彼女が電話でいったことは本当かもしれない。」

こちらも直訳すると「本当でありうる」ですが、自然な日本語にすると「本当かもしれない」と訳せばOKです。

couldの用法③ 丁寧な依頼「〜して頂けませんか?」

Can you…?で「〜してくれませんか」と依頼を表すことを上でやりましたが、Could you…?とすることで丁寧な依頼とすることが可能です。
日本語訳としては、「〜して頂けませんか」という感じです。

Could you tell me the way to the nearest station?
「最寄り駅までの道を教えて頂けませんか。」
Could you suggest a few books for me?
「私にいくつか本を提案してもらえませんか。」

cited from Oxford Dictionary

Could you…?はCan you…?を丁寧にしたものと覚えておきましょう!

couldの用法④ 過去の推量「〜したかもしれない」 could have…

couldの後ろにhave + 過去分詞を用いること過去の推量を表すことが出来ます。
まずは例文を読んでみてください。

I could have warned you if I had known where you were.
「もし君の居場所がわかっていたら、警告していたかもしれない。」

cited from Longman Dictionary of Contemporary English

このように、実際はしなかったが「〜したかもしれない」というような意味になります。

I was so relieved I could have kissed them all.
「私はとても安心したので、彼ら全員にキス出来たかもしれない。」

cited from Longman Dictionary of Contemporary English

「〜出来たかもしれない」のように可能を含んだ推量の意味意味になることもあります。