[人気記事] 英語を読めるようになるために必要なこと

【元英語講師が解説】will と be going toの違い

willとbe going toの違い

Who wrote this?
Yoichiro Suzuki
Founder of eigo-bu.com

英語部を始めた人。大学では言語学(特に生成文法理論)を専攻し、2011年から塾・予備校にて英語教育に従事。2016年に当サイトを開設。

  • willとbe going toはどちらも「未来」を表す
  • will: 気持ち(意志や確信)のニュアンスを含む
  • be going to: 単に未来の予定を表す
この記事では、willとbe going toの違いを解説していきます。
willとbe going toはどちらも「未来」を表す表現ですが、ニュアンスに少しの違いがあります。
ちょっとしたニュアンスの違いを知ることで、英語の理解が深まるとともに英語を読むのが楽しくなりますよね。
楽しみながら学んでいきましょう。

動画や音声でもwillとbe going toの違いを解説しています!

動画(YouTube)


音声(stand.fm)

先生、willとbe going toって同じ意味なんですか??

生徒

先生

いいところに気が付いたね!
willとbe going toはどちらも「未来」を表すんだけど、ちょっと違うニュアンスを持っているんだ。
え、そうなんですか!?

生徒

先生

そうだよ。
ただ、ほとんど同じ意味だからあまり気にする必要はないんだけど、知的好奇心旺盛な君には特別に教えてあげよう!
ありがとうございます!

生徒

willとbe going toには違いがある?

今回はwillとbe going toの違いについて見ていきましょう。

多くの学校ではwillとbe going toは同じものと習います。
しかし、willとbe going toは少し違う意味を持っているのです。

どちらも「未来を表す」という点では同じのこの2つの表現の、細かなニュアンスの違いを見ていきましょう。

前提
willもbe going toも「未来」を表す
▼じゃあその違いは?

willもbe going toも未来を表すという点では同じですが、少しニュアンスの違いがあります。
その違いを見ていきましょう。

will: 〜するつもり・〜するだろう<気持ち>

willには「〜するつもり」というような意志のニュアンスがあります。
例文を読みながら理解していきましょう。

I will play tennis.
「私はテニスをするつもりだ。」

この例文は、「私」がこれから「テニスをする」という意志(気持ち)を持っているというニュアンスを持っています。

He will come to the party.
「彼はそのパーティに来るだろう。」

この例文では「彼」が主語になっています。
willは意志を表すとするとこのwillは「彼」の意志を表していると思われますが、実は違います。
この文を言った話者の確信(気持ち)を表しているのです。
「彼はきっとそのパーティに来るだろう」という話者の気持ちを含んだニュアンスになります。

willを使った2つの文を見てきましたが、両方に共通していることはwillが「気持ち」を表していることです。
willは主観的なニュアンスを含みます。

I will…なら「〜するよ」と話者である私の意志を表し、He will…のように3人称が主語になれば「〜は・・・するだろう」その話者の確信を表します。

ポイント
willは気持ち(意志や確信)を表す
▼じゃあbe going toは?

be going to: 〜する予定<未来の予定>

一方、be going toは「〜する予定」というような意味になり、気持ちのニュアンスは含まれません。
be going toは「(これから)〜する予定がある」という未来の予定を表します。

例文を見ていきましょう。

I am going to move to Paris next year.
「私は来年パリに引っ越す予定だ。」

今回の例文で言えば、既に来年パリに引っ越すことは予定として既に決まっていて、それを単純に述べているというイメージです。

The weather forecaster said that it was going to be sunny tomorrow.
「その天気予報士は明日は晴れると言った。」

今回は「明日晴れる」という意味の部分にbe going toが使われています。
「明日晴れる」という予報は予測されている客観的なことなので、be going toが使われます。

ポイント
be going toは未来の予定を表す
▼まとめると?

【まとめ】willとbe going toの違い

ここまで見てきたように、willには「意志」や「確信」といった<気持ち>のニュアンスが含まれ、一方、be going toは<事実>の意味が含まれます。

willとbe going toの違い
willとbe going toにはニュアンスの違いがある!
will: 気持ち(意志や確信)
be going to: 未来の予定

このような違いがあります。

先生

willとbe going toの違いは分かったかな?
分かりました!
willは気持ちが込められていて、be going toは単純に予定を言うときに使われるんですね!

生徒

先生

そうそう!
こういう細かな違いを意識できると、英語を読むのが楽しくなるよ!

【ちょっと発展】willとbe going toの本当の違い

更に理解を深めるために、ちょっと発展的なことを学んでみましょう。

willとbe going toにはもう一つ明確な違いがあります。
それは「助動詞かどうか」です。
willは助動詞ですが、be going toは助動詞ではありません。

willやcanなどの助動詞は、法助動詞と呼ばれます。
法助動詞と言われてもよくわからないですよね。
これは英語にするとModal Auxiliaryなのですが、このmodalの元はmoodで、moodは気持ちや気分を表します。

つまり、willやcan、mustといった助動詞(法助動詞)は何らかの気持ちや気分を表しことができるのです。

一方でbe going toには助動詞(法助動詞)は使われていません。
(余談: beを助動詞と考えることもありますが、少なくとも法助動詞ではありません)
be going toは単なる進行形(be 〜ing)です。
例えばbe going to play tennisなら
「テニスをするということ(play tennis)に向かっている(going)」
→「テニスをする予定」
となります。

なので、be going toのニュアンスには気持ちは含まれないのです。