will have to...の意味を徹底解説!
この記事では、will have to...の意味を解説していきます。
一見すると難しそうに見えますが、willとhave toに分けて考えれば、簡単に理解できます。
この記事をしっかり読んで、will have to...をマスターしましょう!
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先生、will have toってどうやって訳せば良いんですか?
will have toかぁ
じゃあwillはどうやって訳す?
「〜するつもり」とかですか?
そうそう!
willは未来を表す表現だったよね!
じゃあhave toは?
「〜しなければならない」!
その通り!
じゃあwill have toは?
「〜しなければならないつもり」ですか?
そうそう!
willは未来を表して、have toは「〜しなければならない」を表すので、will have to...は「〜しなければならない予定だ」というように未来の義務を表すんだよ。
will have to...はwillとhave toに分けて考える
will have to...は未来を表すwillと義務を表すhave toが合わさったものです。
なのでwill have toを考えるときは、それをwillとhave toに分けて考えるとうまくいきます。
まずwillですが、これは「〜するつもり」とか「〜する予定」といったように未来を表す表現です。
例えば、
I will clean my room.
「私は部屋を掃除するつもりだ。」
「私は部屋を掃除するつもりだ。」
というような使われ方をします。
また、have toは「〜しなければならない」というように義務を表します。
例えば、
I have to clean my room.
「私は部屋を掃除しなければならない。」
「私は部屋を掃除しなければならない。」
このように使われます。
これらを合わせると、
I will have to clean my room tomorrow.
「私は明日、部屋を掃除しなければならない。」
「私は明日、部屋を掃除しなければならない。」
となります。
つまり、will have to...は、未来になにかしなければならないときに使われます。
have toとwill have toの違い
ところで、下記の違いはどうなるでしょう。
I have to clean my room tomorrow.
I will have to clean my room tomorrow.
実は、どちらも文法的には正しいです。
ただし、意味に若干の違いがあります。
1つ目のhave toの文はあくまで現在形です。
明日掃除をしなければならないという状況が、いま生じているということです。
一方で2つ目のwill have toの文は、文全体として未来を表します。
なので、掃除をしなければならないという状況が、明日生じるという意味合いです。
下記のような文脈を考えてみましょう。
Mom: Your room is very messy now, John.
ジョン、部屋がだいぶ散らかっているわね。
John: That's right. I have to clean my room tomorrow.
そうだね。あした部屋を掃除しなきゃ。
Mom: Why tomorrow?
なんで明日なの?
John: I am too busy studying today.
今日は勉強で忙しすぎるんだ。
Peter: Your mother is in Australia now right?
君のお母さんはいまオーストラリアにいるんだっけ?
John: Yeah, she will be back tomorrow. I will have to clean my room tomorrow.
そうだよ。明日帰ってくる。部屋を掃除しなきゃいけなくなるなあ。
Peter: Clean your room? Why?
部屋の掃除?なんで?
John: I haven't cleaned my room for a while, and my mom likes everything spick and span.
しばらく掃除してないし、母はきれい好きなんだ。
なるほど!
こういう使い分けになるんですね!
そうそう!
分かったようでなにより!