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過去分詞とは? 5つの用法を例文でマスター!

この記事では、過去分詞の5つの用法について解説します。
過去分詞は中学校でならう基本的な文法事項ですが、どんな場合に過去分詞が使われるのかを整理して覚えている人は多くありません。
それを整理することで英文法に対する理解が深まります。
この記事を読み込んで、過去分詞をマスターしましょう!

過去分詞は5つの用法がある!

過去分詞には以下の5つ用法があります。

①受動態
②現在完了
③分詞の形容詞的用法
④分詞構文
⑤補語になる

それぞれ例文を見ながら理解していきましょう。

<受動態> be動詞+過去分詞

受動態は中3で習う文法事項ですね。
覚えていましたか?

受動態
be動詞 + 過去分詞
「〜される」

例文を確認しながら理解していきましょう。

Kyoto is visited by many people.
「京都は多くの人によって訪れられる。」

まず主語はKyotoですね。
「京都は」と訳します。
is visitedはbe動詞+過去分詞なので受動態だと分かります。
「訪れられる」ですね。
by many peopleは「多くの人によって」という意味になります。

The letter was written in easy English.
「その手紙は簡単な英語で書かれた。」

The letterが主語になります。
そしてwas writtenが受動態の部分ですが、今回はwasとbe動詞が過去形になっているので「〜された」と過去形に訳します。
「書かれた」ですね。

このように、be動詞の後ろに過去分詞を置くことによって、「〜される」と受動態を表すことができます。
過去分詞の用法のひとつには、受動態があります。

<現在完了> have+過去分詞

さて、次は現在完了です。
中学生で習ったはずですが、覚えていますか?

現在完了
have + 過去分詞
「ずっと〜している」など

現在完了には4つの用法があります。

  • 継続「ずっと〜している」
  • 経験「〜したことがある」
  • 完了「〜してしまった」
  • 結果「〜した」

ここでは「継続」を例にとって、説明していきます。

さあ、例文を確認していきましょう!

I have lived in Tokyo for ten years.
「私は10年間ずっと東京に住んでいる。」

have livedの部分が、have + 過去分詞現在完了になっています。
「ずっと住んでいた」ですね。
in Tokyoは「東京に」
for ten yearsは「10年間」です。

He has been sick in bed since last week.
「彼は先週から病気で寝ている。」

今回はhas beenのところが現在完了ですね。
beenはbe動詞の過去分詞です。
He is sick in bed.だと「彼は病気で寝ている」ですが、これを現在完了にするとHe has been sick in bed.「彼はずっと病気で寝ている」となるわけです。
ちなみに、have + 過去分詞は、この例文のように主語が3人称単数だとhas + 過去分詞になります。
since last weekは「先週から」ですね。

このように、have + 過去分詞で現在完了を表すことが可能です。

<分詞の形容詞的用法> 名詞+過去分詞

分詞はそれだけで形容詞的な働きをすることが可能です。

例えば・・・

a broken window
「壊された窓」

ここでは、brokenがwindowを修飾しています。
窓は窓でも、brokenな窓、つまり「壊された窓」というようになります。
受動態のところで学んだように、過去分詞には「〜される」という意味があります。

もしくは、

a broken window
「壊れた窓」

このように、完了の意味で訳すこともできます。
have + 過去分詞で現在完了になることを学びましたね。
過去分詞には完了の意味もあります。

形だけ見てもどちらで訳せば良いのかはわからないので、文脈で判断する必要があります。
分詞は、それ自体が形容詞的な役割をもって、受け身や完了の意味を持ちます。

<分詞構文> 節+過去分詞

上では、分詞の形容詞的な用法を学びましたが、実は副詞的な用法もあります。
それが分詞構文です。

例えば・・・

Written in plain English, the book is easy to read.
「易しい英語で書かれているので、その本は読みやすい。」

Written in plain Englishの部分が分詞構文です。
詳しい説明はここでは省略しますが、
Because it is written in plain English, the book is easy to read.
と同じ意味になります。

Seen from here, the building looks very small.
「ここから見ると、その建物はとても小さく見える。」

これはもともとは、
It it is seen from here, the building looks very small.
という文です。

分詞やそのカタマリは副詞として、主節を説明することができます。

<補語になる>

過去分詞は補語になることができます。
補語とは、文型で言うと
SVC (第2文型)
SVOC (第5文型)
で使われる語です。

例文で確認していきましょう!

The man sat surrounded by children.
「その男性は子どもたちに囲まれて座った」

まずThe man satまでは訳せますよね。
「その男性は座った」です。
その後ろにsurroundedと過去分詞が続いています。
surrounded by childrenまでが過去分詞のカタマリで、「子どもたちに囲まれて」と訳します。
このように、主語・動詞のあとに過去分詞を続けて、その状態を表すことができます。

I saw the man surrounded by children.
「私はその男性が子どもたちに囲まれているのを見た。」

次はSVOCの文です。
I saw the manまでは簡単なので分かりますよね?
「私はその男性を見た」となります。
その後に、先の例文と同じように、surrounded by childrenが続いています。
これは「その男性」の状態を表しています。
なので、「その男性が子どもたちに囲まれているのを見た」となるわけですね。

このように、過去分詞はSVCやSVOCのCになることが出来るのです。

最後に・・・

分詞は理解できましたか?
学校ではひとつひとつをバラバラに学びますが、「過去分詞」という視点で整理しなおすと、意外な発見があることがあります。
少しでも英語の理解が深まっていれば嬉しいです!