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【元英語講師が解説】現在完了形と現在完了進行形の違い

アイキャッチ_現在完了進行形

先生

この記事では現在完了形と現在完了進行形の違いについて説明していきます。
まずは現在完了形と現在完了進行形の違いについての解説を読み理解して(Input)、そして例文を読んで和訳することで知識を定着させていきます(Output)。
このページをしっかり読めば、現在完了形と現在完了進行形の違いがマスターできるはずです!

現在完了形と現在完了進行形の違い

先生!
現在完了進行形という表現を学んだんですが、1つ質問があります!

生徒

先生

なんだい。
なんでも聞いてごらん。
現在完了進行形は「ずっと〜している」という意味ですよね?

生徒

先生

うん、そうだね。
現在完了形にも「ずっと〜している」という意味の用法があった気がするのですが・・・

生徒

先生

おーよく覚えていたね。
現在完了形には4つの用法があって、その中の<継続>という用法はたしかに「ずっと〜している」という意味になるね。
ですよね!
その2つに違いはあるんですか??

生徒

先生

いい質問だね。
今日は現在完了形と現在完了進行形の違いについて、一緒に勉強していこう!

どちらも<継続>を表すことができる

上の会話で触れられているように、現在完了形の継続用法現在完了進行形は同じ意味になります。

現在完了形と現在完了進行形

現在完了形には<継続><経験><完了><結果>と4つの用法がありますが、そのうちの<継続>の意味と、現在完了進行形が表す意味は同じものになります。
なので例えば、

I have walked for two hours.

「私は2時間ずっと歩いています。」

上記の例文は現在完了が使われていますが、これは以下のように現在完了進行形を用いても同じ意味を表すことができます。

I have been walking for two hours.

「私は2時間ずっと歩いています。」

では両者は全く同じものなのでしょうか。
その違いを見ていきましょう。

現在完了進行形は明確に<継続>を表す

まず、現在完了進行形は明確に<継続>を表すというポイントがあります。
上の例文ではfor two hoursという期間を表す語句があるのでどちらも動作の継続を表しているのが明確ですが、それがなかったらどうなるでしょうか。

現在完了形と現在完了進行形の意味の比較

上の図からも分かるように、I have spoken English. とあったら、文法上はどの用法にもあてはめることができるため。4つの意味が考えられます。
しかし、現在完了進行形は意味は1つしかないので、I have been speaking English.の意味は1つに定まるのです。

状態動詞で継続を表すときは現在完了を使う

違いはもう1つあります。
現在完了形の継続用法は状態動詞にも動作動詞にも使える一方で、現在完了進行形は基本的に動作動詞しか使えないということです、

動詞は動作動詞と状態動詞に分けることができます。
状態動詞とはその名の通り、状態を表す動詞です。knowやlike、wantなどがそれにあたります。
これらはどれも具体的な動作で表せないものです。
「知っている」も「好き」も「欲しい」も具体的な動作ではなく、状態を表していますね。

この状態動詞は、現在完了でしか使えません。

現在完了進行形は動作動詞でしか使えない

ただし、状態動詞の中でもliveやsleepといった動詞は、現在完了進行形を使う場合もあります。

I have been living in Tokyo for three years.

「私は3年間ずっと東京に住んでいます。」

この例文では、状態動詞のliveが現在完了進行形で使われています。
現在完了進行形なので、いま現在まで3年間ずっと東京に住んでいることを表しています。
一方で、I have lived in Tokyo for three years.と言った場合は、必ずしもそうではなく、「3年間東京に住んだことがある」という経験用法かもしれません。
いま現在まで3年間ずっと東京に住んでいること、つまり継続用法であることを明確に示すためにこのような表現をすることも可能なのです。

参考文献

最後に、この記事を書くにあたって参考にした書籍や、更なる学習に使える書籍をご紹介します。

この記事を書いた人
Yoichiro Suzuki
Founder of eigo-bu.com

英語部運営者。大学では言語学(特に生成文法理論)を専攻。卒業後は塾・予備校にて10年間英語教育に従事。2016年に当サイトを開設。