be動詞 -発展編-

この記事では、be動詞の発展的な内容を解説していきます。
be動詞は英語のなかでとっても重要な動詞ですよね。
どんどんbe動詞を深掘りしていきます。
be動詞に関する知識をどんどん深めていきたいという意欲的な方は、ぜひ読んでみてください!
be動詞に関する基本的な知識がない方は、ぜひbe動詞-標準編-を読んでみてください。

be動詞とは

まずはbe動詞とは何なのかということから見ていきます。
基本の再確認です。
英語の動詞は、大きくbe動詞と一般動詞に分けることが出来ます。

英語の動詞
英語の動詞は2つに分かれる!
be動詞と一般動詞

一般動詞はgoやstudy、readなど、色々な種類があるのに対して、be動詞はそれ自身1つしかありません。
is, am, areなどと、主語や時制によって形を変えることはありますが、どれもbe動詞としては1つです。
be動詞は英語における動詞の1つです。

be動詞の形

be動詞は主語や時制によって形を変えていきます。
これを活用と言います。
ここからはbe動詞がどのように活用していくのか、見ていきましょう。

be動詞と主語

be動詞の活用に関してまず知っておくべきは、be動詞が主語によって形を変えるということです。
主語がIならばbe動詞はamになりますし、主語がyouならばbe動詞はareになります。

be動詞の形
英語のbe動詞は主語によって形を変える!
Iならam
you/複数ならare
それ以外ならis

be動詞は主語によって形が変わります。

ちょっと発展!

主語によって形を変える動詞

be動詞と日本語を比較して、be動詞の理解を深めていきましょう。

英語のbe動詞は主語によって形を変えることを学びました。
では、日本語には主語によって形を変える動詞はあるのでしょうか。
実はあるんです。
たとえば

本がそこにある。
犬がそこにいる。

気付きましたか?
「ある」と「いる」は意味としては同じですが、主語が動物かそうでないかによって形を変えています。
英語と日本語は全く違う言語に見えて、似ている部分があるんです。
違う部分と似ている部分、それを認識することでその言語への理解がより深まります。

例文を読みながら知識を深めていきましょう。

I am a teacher.
「私は先生である。」

主語がIなので、be動詞はamになっています。

You are a teacher.
「あなたは先生である。」

こちらは主語がyouなので、be動詞はareになっています。

He is a teacher.
「彼は先生である。」

最後にHeです。
これはIでもyouでも複数でもないので、be動詞はisを用います。
Iでもyouでも複数でもない、というのは三人称単数と言いましたね。
主語が三人称単数ならば、be動詞はisになるということです。

be動詞と時制

また、be動詞は時制によっても形を変えます。
例えば、

He was a teacher last year.
「彼は去年、先生だった。」

この文はlast yearから分かるように、時制は過去です。
なのでHe is…でなくHe was…になっています。
is, amはwasになり、areはwereになるのでしたね。

また、

He has been a teacher for years.
「彼は数年間先生だった。」

この文は現在完了(have + 過去分詞)が使われていますね。
be動詞の過去分詞はbeenです。
なのでHe has been…となっているのです。

このように、be動詞はその時制によって形を変えます。

ちょっと発展!

未来をあらわす表現

be動詞と日本語を比較して、be動詞の理解を深めていきましょう。

ちなみに、未来を表す場合はどうでしょう。
英語では未来を表す場合は、現在形を用います。
英語での未来表現はwillとbe going toをまず習いますが、どちらも現在形が用いられています。

(過去) He was in Japan yesterday.
(現在) He is in Japan now.
(未来) He will be in Japan tomorrow.
(未来) He is going to be in Japan tomorrow.

過去の文では過去形が使われていて、現在の文では現在形が使われていますね。
ところが、未来の文はwill, isとどちらも現在形が使われています。
過去形だけ、形が変わっています。
ちなみにこれは日本語でも同様です。

(過去) 彼は昨日、日本にいた。
(現在) 彼は今日、日本にいる。
(未来) 彼は明日、日本にいる。

過去形だけ形が変わっていますね。
どうやら日本語も英語も、未来のことは現在形で表すようです。

be動詞の意味

そんなbe動詞ですが、意味は2つに分かれます。
「〜がいる」や「〜がある」のように存在を表す場合と、「〜である」や「〜だ」のように性質を表す場合があります。
それぞれ詳しくみていきましょう。

存在: 「〜がいる」「〜がある」

まずは存在を表すbe動詞から見ていきましょう。
be動詞は、その後ろに場所を表す副詞句が続くと、存在を表します。

be動詞の形
主語 + be動詞 + 場所を表す副詞句

例えば、

He is in his room.
「彼は彼の部屋にいる。」

in his roomは場所を表していますよね。
また、文法的には前置詞 + 名詞で、副詞の役割を果たしています。
なのでこのbe動詞は「いる」と訳せるのです。

上のように、場所を表す副詞句は前置詞 + 名詞の場合が多いですが、一語の場合もあります。

I’m home.
「私は家にいます(ただいま)。」

homeはそれ自体が副詞で、「家に」と場所を表します。
場所を表す副詞は下記をおさえるといいです。
here「ここに」
e.g. I’m here. 「私はここにいます。」
there「そこに」
e.g. I’m there. 「私はそこにいます。」
home「家に」
I’m home. 「私は家にいます。」(ただいま)
abroad「外国に」
I’m abroad. 「私は外国にいます。」
他にもoverseas「外国に」やsomewhere「どこかに」などもあります。

He was working overseas for an oil company.
「彼は海外で石油会社に勤めていた。」

cited from Oxford Advanced Learner's Dictionary

いくつか例文を読んでいきましょう。

He is in Japan.
「彼は日本にいる。」

主語 + be動詞の後ろに、場所を表す語句が来ていますね。
なのでこのbe動詞は「いる」と訳すことが分かります。

They are abroad.
「彼らは外国にいる。」

こちらも、abroadは場所を表す副詞ですね。
なのでbe動詞は「いる」と訳します。

I’m on my way home.
「私は家に帰る途中だ。」

まず、on one’s way to 〜で「〜に行く途中」という意味になります。
なので、例えばon my way to the stationならば「その駅に行く途中」ですね。
この文の場合、homeは副詞で直前に名詞がいらないので、on my way homeとなっています。
on one’s way to 〜は会話でもよく使われる表現なので、ぜひ覚えておきましょう!

性質: 「〜である」「〜だ」

ここではbe動詞のもう一つの意味である<性質>について見ていきましょう。
まずは以下の例文を読んでみてください。

He is a teacher.
「彼は先生である。」

ここではbe動詞は「〜である」という意味になっています。
このように、be動詞は「〜である」と性質を表す事ができるのです。

この場合、be動詞の後ろには名詞か形容詞が置かれます。

性質を表すbe動詞の文
主語 + be動詞 + 名詞/形容詞

上記の例文では、be動詞の後ろに置かれているのはa teacherと名詞でしたが、例えば、

He is young.
「彼は若い。」

のように形容詞を置くことも可能です。

例文で知識を定着させていきましょう。

I am angry now.
「私はいま起こっている。」

be動詞の後ろが形容詞になっていますね。
なので「私は怒っている。」と訳します。
nowはもちろん「今」です。

They are teachers.
「彼らは先生である。」

今回はbe動詞の後ろがteachersと名詞になっています。
先生である、と約せれば完璧ですね!

be動詞と文型

文型って覚えてますか?
英語は
SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC
といつの文型に分類することが出来ましたよね。

ここでは文型の観点からbe動詞を深めてみましょう。

実はbe動詞は第1文型と第2文型でしか用いられません。
しかも、第1文型で用いられると<存在>の意味になり、第2文型で用いられると<性質>の意味になります。

be動詞と文型
be動詞は第1文型か第2文型で用いられる!
第1文型(SV): 存在を表す
第2文型(SVC): 性質を表す

それぞれ詳しく見ていきましょう。

第1文型<存在>

まず第1文型は覚えていますか?
文の成分としてはSとVだけの文型です。

なので例えば、

I think, therefore I am.
「我思う故に我あり。」

これはデカルトの有名な言葉ですが、therefore以降のI am.は「私はある。」という意味ですよね。
このように I am.と第1文型で用いられた場合は、存在を表すことに鳴るのです。

注意
ちなみにこの文、文法的には正しくないですよね。
thereforeは接続詞でなく副詞なので、節と節を結ぶことが出来ないはずです。
なので文法的に正確に正しくするのなら、
I think; therefore I am.
とセミコロンを使うか、
I think, and therefore I am.
とandを入れてあげるかする必要があります。
ただ、英語版のGoogleで検索する分かりますが、ネット上でもI think, therefore I am.がほとんどです。
日本語のら抜き言葉でも見られるように、文法的に正しくないこともそれが定着してしまうことは英語にもあるということですね。

ちょっと脱線してしまいましたが、第1文型はS Vだけではありません。
その後ろに副詞(句)が続くことがあります。
例えば上で学んだHe is in his room.という文。
これは主語 + 動詞 + 副詞句になっています。
やはり第1文型です。

このように、be動詞は第1文型を取ることができ、その場合<存在>を表します。

第2文型<性質>

be動詞は第1文型の他に、第2文型を取ることも可能です。
その場合、そのbe動詞は<性質>を表します。

第2文型はSVCでしたよね。
Cは補語(Complement)を表します。
Cになれるのは、名詞か形容詞です。
なので例えば、

He is a teacher.
「彼は先生である。」
He is young.
「彼は若い。」

1つめの文はbe動詞の後ろに名詞が置かれていて、2つめの文は形容詞です。
いずれもS V Cの形になっていて、どちらもbe動詞は性質を表しています。
be動詞は第2文型で使われると、<性質>の意味になるのです。

最後に

be動詞の発展編、いかがでしたか?
be動詞は英語を読んでいくと何度も出てくる、頻度の高い動詞です。
ここで学んだことをもとに、しっかりと英文を読めるようになれるといいですね!