まずはbe動詞を理解(Input)して、それが含まれる例文を和訳(Output)して、知識を定着させるところまで持っていきます。
この記事をちゃんと読めば、be動詞はマスターできるはずです!
be動詞とは
be動詞とは、<存在>や<性質>を表す動詞です・・・というと難しく感じるかもしれませんが、簡単に言うと、be動詞とは「いる」と「である」の意味を持つ動詞です。
の2つ!
以下で詳しく解説していきます!
いる<存在>
日本語で言うと、例えば
「彼女は学校にいます。」という文。これは<存在>を表していますよね。「彼女が学校に存在している。」とも言い換えられます。
これを英語にすると
「彼女は学校にいます。」
というように、be動詞(ここではis)を用います。
英語では「いる」を表す際にbe動詞を使うのです。
である<性質>
もう一つ、例を挙げます。
例えば「彼女は親切である。」という文を英語にすると、
「彼女は親切である。」
となります。
ここでもbe動詞(is)が使われていますが、こちらは<性質>を表しています。
「彼女には親切という性質があります。」と言い換えられますよね。
英語では「である」を表すときにも、be動詞を使います。
先生

be動詞の表し方
そんなbe動詞ですが、isの他にもareとamが存在します。つまり、be動詞にはis, am, areの3つの形があるのです。
では、その3つのbe動詞はどのように使い分ければいいのでしょうか。
答えは、主語によって使い分ける、ということになります。
どういうことかというと、
したがって、
主語がIだったらbe動詞はamになります。
例えば、
「私は先生である。」
また、
主語がyouか複数だったらbe動詞はareになります。
例えば、
「あなたは先生である。」
「ジョンとメアリーは先生である。」
最後に、
主語がそれ以外だったら、be動詞はisになります。
例えば、
「メアリーは先生である。」
be動詞は主語によってis, am, areを使い分けるんです!
生徒
先生
主語がIならam、youか複数ならare、それ以外ならis!
簡単でしょ?
be動詞の肯定文
それでは、本格的にbe動詞の文に触れていきましょう!
まずは肯定文です。
肯定文の他に否定文・疑問文とありますが、肯定文は否定でも疑問でもない、普通の文と覚えておけば大丈夫です!
be動詞の肯定文(普通の文)は、まず主語を置いて、そのあとにbe動詞を置いてあげれば完成です!
例えば
「彼女は親切である」
なら、She(彼女は)が主語でis(である)がbe動詞ということですね!
それでは実際にbe動詞の肯定文を読んでいきましょう!
まずは下記の3つの例文を読んで日本語に訳してみてください!
必要に応じて、解説も参考にしてみましょう!
(1) He is in his room.
そう、He isが主語・動詞ですね!
「彼はいる」もしくは「彼は〜である」と訳せそうですね!
後にはin his room「彼の部屋に」と続いているので、ここでは「いる」の方が正しそうですね!
「彼は彼の部屋にいる。」
(2) I am hungry.
続いているのがhungryです。
「空腹だ」という意味でしたね!
「私は空腹である。」
(3) They are Japanese.
複数を表しているのでbe動詞がareになっていますね!
「彼らはいる」もしくは「彼らは〜である」と訳せそうです。
続いているのがJapanese(日本人)なので、「である」の方ですね!
「彼らは日本人である。」
be動詞の否定文
肯定文は理解できましたか?
お次は否定文を見ていきましょう!
否定文とは、その名の通り、否定する文です。
例えば、「彼女は親切だ。」という肯定文を否定文にしたらどうなりますか?
そうです、「彼女は親切でない。」となります。これが否定文です。
では、英語ではどう否定文を作るのでしょう。
<否定文> She is not kind.
be動詞の後ろにnotを入れる!
be動詞の否定文はbe動詞を文頭に持ってくればできます!
それでは、実際の英文を見ていきましょう!
下記の3つの例文をまずは自力で日本語に訳してみましょう!
必要に応じて解説も確認しましょう。
(1) John is not a kind man.
a kind manと続いていますが、これはそのまま「親切な男」でOKです!
John is a kind man.(ジョンは親切な男だ。)
の否定文ですね!
「ジョンは親切な男ではない。」
(2) I am not sleepy now.
I am notまで読んだところでbe動詞の否定文だと気づきますね!
sleepyは「眠い」という意味です。
I am sleepy.「私は眠い。」の否定文ですね!
「いま私は眠くない。」
(3) The boys are not in Chiba.
後ろにin Chiba(千葉に)と場所が続いているので、「千葉にいない」ということですね!
The boys are in Chiba.(その男の子たちは千葉にいる。)の否定文です!
「その男の子たちは千葉にいない。」
be動詞の疑問文
否定文は理解出来ましたか?
最後に疑問文を勉強していきましょう!
疑問文とは、質問をするときに使われる文です。
例えば「彼女は親切です。」という肯定文を疑問文にしたかったらどうなるでしょう。
もちろん「彼女は親切ですか?」となりますね。
これが疑問文です!
では、英語でbe動詞の疑問文はどのように表すのでしょうか?
<疑問文> Is she kind?
be動詞を文頭に移動させる!
be動詞の疑問文は、be動詞を文頭にもってくることで作ることができます。
She is kind.なら、isがbe動詞なのでこれを文頭に移動させて、
Is she kind?となるわけです!
それでは、be動詞の疑問文を実際に読んでいきましょう!
下記の3つの例文をまずは自力で日本語に訳してみましょう!
必要に応じて解説を確認しましょう!
(1) Is Mary American or British?
Mary is…のbe動詞isが文頭に移動して、Is Mary…となったわけです。
Americanは「アメリカ人」、Britishは「イギリス人」ですね!
「メアリーはアメリカ人ですか?イギリス人ですか?」
(2) Are you busy today?
You are…の疑問文です。
「あなたは〜ですか?」となりますね!
busyは「忙しい」という意味です!
「あなたは今日忙しいですか。」
(3) Where are you now?
なのでWhere are youまでで「あなたはどこにいますか?」という意味になります。
nowはもちろん「今」ですね!
「あなたはいまどこにいますか。」
There is 構文、聞いたことありますか?
これは「〜がいる」という意味を表します。
例えば、
There is a boy.
は「少年がいる。」となるわけです。
よくその後ろに<場所>がくっついて
There is a boy in the house.
「少年がその家にいる。」
となったりします。
もちろん、
There is a book on the desk.
なら「いる」でなく「ある」と訳します。
「その机の上に本がある。」
ですね。
最後に: be動詞は理解できましたか?
お疲れ様でした!
be動詞についてはマスターできましたか?
be動詞はこれから英文を読んでいく上で、何度も出てきます。
その都度しっかりとbe動詞の意味をしっかりとっていくようにしましょう!