先生
なんて言ったかなあ・・・
生徒
先生
「過去」はpast!
「過去」を英語で言うと、pastになります。
よく使われる表現にin the pastがあります。
「過去に」とか「かつて」とよく訳します。
「私はかつて京都を訪れた。」
「かつて、たいていの子どもは学校に全く行けなかった。」
cited from Longman Dictionary of Contemporary English
先生
生徒
先生
生徒
先生
生徒
先生
せっかくなので、過去を表す語句をいくつか見ていこう!

過去を表す語句
英語にはいくつかの過去を表す表現があります。
それを見ていきましょう。
「昔」を表す語句
「昔」を表す語句は下記をおさえましょう。
- a long time ago
- long, long ago
- once upon a time
それぞれ、例文を読みながら理解していきましょう。
a long time ago 「昔」
「「いつドイツに住んでたの?」「ああ、昔のことだよ。」」
cited from Longman Dictionary of Contemporary English
long time agoはlong agoと言い換え可能です。
セットで覚えておきましょう!
long, long ago 「昔々」
「昔々、ここには神社がありました。」
longを重ねていうことで、昔というのを強調していますね。
once upon a time 「昔々」「昔は・・・」
「昔は玄関を開けっ放しにしておいても良かったんだよ。」
cited from Longman Dictionary of Contemporary English
once upon a timeは現在と比べて昔を懐古するときに使われます。
昔はよかったんだよ・・・というような文脈です。
「昔々、美しい王女さまがいました。」
cited from Oxford Advanced Learner's Dictionary
童話の冒頭で「むかーしむかし」というような使われ方もします。
生徒
先生
他にもin old timesやin ancient timesなども言えるな。
生徒
先生
いちど和英辞典とかで「昔」の英語表現を調べてみるといいかもしれないね!
「最近」の過去表現はrecently
次に「最近」が過去を表す場合についてみていきましょう。
生徒
先生
最近は現在の表現として使われる場合と過去の表現として使われる場合があるんだ。
例えば・・・
「最近」には現在を表す場合と過去を表す場合があります。
まずは日本語で考えてみましょう。
(2)最近ジムに通い始めた。
(1)の文は現在を表しているのに対して、(2)の文は過去を表していますよね。
このように、「最近」には2通りの使い方があります。
日本語の「最近」は現在でも過去でも使えるんですね!
生徒
先生
ただ英語はちょっと事情が違うんだ・・・
日本語は現在も過去も「最近」が使えますが、英語では使い分けをしなければいけません。
「最近ジムに通っている。」
「最近ジムに通い始めた。」
現在の「最近は」these daysかnowadaysを用いるのに対して、過去の「最近」はrecentlyを用います。
生徒
先生
今回は「過去を表す英語表現」がメインテーマだったけど、recentlyも「最近」という過去を表す表現なんだ。
わかったかな?
生徒
最後に・・・
過去を表す英語表現は理解できましたか?
英語を読んでいく上でその文の時制に気をつけるのは重要です。
動詞が過去形になっているかどうかでも見分けられますが、上で学んだような過去を表す表現を目印にしてその文の時制も判断できるようになるといいですね!