まずはcostの過去形・過去分詞を理解(Input)してもらい、例文(Output)を読んでもらいます。
そのあとにクイズ(Check)を解いて、知識を定着させます。
Input → Output → Checkと進みます
costの過去形・過去分詞って?
costの過去形・過去分詞、覚えていますか?
costの過去形・過去分詞はどちらも、原形と同じcostです!
原形 | cost /kɔːst/ コスト |
---|---|
過去形 | cost /kɔːst/ コスト |
過去分詞 | cost /kɔːst/ コスト |
costは不規則動詞です。なので、単純に-edをつけただけでは過去形や過去分詞にはできません。
cost – cost – cost
しっかり覚えましょう!
例) We costed the project and discovered it would be too expensive.(そのプロジェクトを見積もると、高すぎてしまうことが分かった。)
参考: Which is correct, cost or costed?
costの意味を再確認!
costの意味、ちゃんと知っていますか?
costには「費用がかかる」という意味があります。
例えば、
「そのチケットは10ドルする」
というように、目的語に金額を置くことができます。
また、
「その食べ物は(私達に)1,000円かかる。」
と人をを目的語に含めることも可能です。
もう一つ。
「その事故のせいで医者に行くことを余儀なくされた。」
このように、お金だけでなく労力などを目的語に置くことも可能です。
ここで、costの意味の理解を深めるために、ちょっと英英辞典をひいてみましょう!
cost
if something costs a particular amount of money, you need to pay that amount in order to buy, make or do it
「ある金額をcostするなら、それを買ったり作ったりするためにそのお金を必要とする」
to cause the loss of something
「なにかのその損失を引き起こす」
cited from Oxford Learner’s Dictionary
英英辞典は英語学習にとっても役立つ上、インターネット上でも気軽に閲覧できるので、ぜひ試してみてください!
costの過去形・過去分詞の例文
costの過去形・過去分詞、またその意味はちゃんと理解できましたか?
その知識を定着させるために、例文を読んでいきましょう!
まずは下記の例文を日本語に訳してみてください。
ANSWERを押すと解説が表示されるので、必要に応じて確認してください。
そしてbecause以下でその理由が述べられていて、
it cost too muchは「高すぎて」という意味ですね。
costは「費用がかかる」という意味で、その目的語にtoo much「たくさん」が来ているので
「高すぎる」となります。
it costのcostは過去形だと分かります。
現在形ならcostsとs(エス)が付くはずですからね。
「高すぎたので、私はそれを買わなかった。」
like:【前】〜のような
couldはここでは「可能性がある, かもしれない」という推量の意味です。
cost you your jobは直訳すると「あなたにあなたの仕事を犠牲にさせる」ですが、これは無生物主語を意識して上手く訳してあげましょう。
「もう一度そのような間違いを犯せば、君は職を失うかもしれない。」
civilian: 【名】民間人
そしてhas costが動詞ですが、現在完了(have[has] + 過去分詞)となっていることに気づきます。
目的語にはthe lives of countless civiliansがきていますね。
これは「無数の民間人の命」です。
「その戦争のせいで無数の民間人の命が失われた。」
costの過去形・過去分詞の確認問題
costの過去形や過去分詞はマスターできましたか?
練習問題で最終チェックをしましょう!